2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧
月面にはプラトーというクレーターがあります。 プラトーの内部にはいくつかの小さなクレーターがあり、何個見えるかでその日のシンチレーション(大気の揺れ)や望遠鏡の性能評価などに使われることがあります。 3年ほど前、宮古島天体観測所の口径50cm反射…
2015年4月19日の記事 【 木星の衛星食4 】 からの続きです。 5月27日(金)の21時過ぎに第3衛星ガニメデの背後に第1衛星イオが隠されるという掩蔽 (えんぺい) という現象が観察できました。 アストロアーツの予報によれば、掩蔽は21時07分03秒から14分54…
2015年5月3日のブログ記事 【 昼間の金星の導入 】 を見た天文指導員仲間の数人から、自分も挑戦してみたいという希望が寄せられ、自主研修の日程を利用し各自が昼間の金星の導入練習を行いました。 71090014 5月10日の自主研修で、昼間の金星を導入体験中の…
2015年4月30日の記事 【 4月24日の金星 】 の続きです。 5月22日の日の入り前の金星を撮影してみました。視直径は20.0秒。 28日前に撮影した2枚目の金星よりもやや大きくなり形も変わってきました。 71090360F23RGBUCA 2015年5月22日18時10分~18時18分に撮…
5月17日(日)の深夜、藤森さんお勧めの夕張市山間部まで遠征し、いわゆる星景写真の撮影に挑戦しました。 この日は藤森さんの車に同乗させていただき、シューパロ湖に到着したのは17日23時過ぎ。 薄い雲がときおり流れ、川霧も時々発生しているようで、藤森…
母校の天文部から観望会のお誘いがあり、5月18日(月)の夕方に天文部OBのH.N.さんと開成高校を訪問してきました。 現在の開成高校には2年生と3年生だけが在学し、1年生はいません。現在の2年生が卒業すると開成高校は廃校になります。(泣) ご存知のかた…
2015年1月20日の記事【 ラブジョイ彗星(5) 】に続くラブジョイ彗星 (C/2014 Q2) の第6弾です。 5月17日(日)の深夜、ケフェウス座を移動中のラブジョイ彗星を撮影してきました。ラブジョイ彗星を見るのは実に4ヶ月ぶりです。 5月17日の天文指導員研修を終…
2015年4月23日の記事 【 星座早見盤の活用 】 で天文指導員さんに、時角と恒星時に関する宿題を4月25日に提出したことを書きました。 今回の記事は、その解答編です。 まず、宿題の内容を再掲します。 さて、設問です。恒星時・赤道座標・時角の意味を正しく…
2015年5月10日の記事 【 土星の衛星を写す 】 の続きです。 5月10日(日)の23時過ぎから口径15cmの望遠鏡で土星を見たところ、低空の割にはまあまあの見え味でした。 71090028F76RGBU2CA 口径15cmの望遠鏡で撮影した画像としては、まだまだ甘い土星像です。…
2015年5月3日の記事 【 昼間の金星を導入 】 では、昼間に極軸を天の北極に合わせることが重要だと書きました。 今回の記事は、北極星が見えない昼間に極軸を合わせる方法です。 簡単な方法は、磁針 (コンパス) を使い極軸の方角を定め、赤道儀の極軸傾斜…
5月7日(木)の深夜に土星の衛星を見ました。 土星はさそり座のβ星近くで輝いています。さそり座は南中時の高度が低く、5月8日深夜1時には土星の地平高度が約27度と大気の影響を受けやすい状況でした。 口径15cmの屈折望遠鏡の視野内に土星を導入すると、大…
水星が東方最大離角となった2015年5月7日(木)、昼間に水星を望遠鏡で眼視確認してみました。 5月5日に見た水星と同様、200倍では月齢4~5のような形に欠けているのがわかります。眼視確認後に撮影も行いました。 71080689F38RGBUCATR 大気の揺らぎが大きく…
2015年5月7日(木)は水星が夕空で見やすくなる東方最大離角です。 もちろん、5月7日だけが見やすいのではなく、前後1週間ほどは夕方の低空で見やすいので、水星を見たことがないかたは位置を事前確認のうえ、最初は双眼鏡などを使い探してみてください。 こ…
前回の記事 【 昼間の金星を導入 】 では、恒星時を利用すれば昼間に明るい天体が導入できることを示しました。 今回の記事は、科学館の口径60cm反射望遠鏡を操作する際、天体導入を確実にするため、恒星時と時角を覚えておいたほうがいいという理由を述べて…
2015年5月1日の記事 【 早見盤で知る恒星時 】 からの続きです。 4月25日に開催された天文指導員研修の場で、ある指導員さんから 「赤経・赤緯だけを知っていれば天体の導入ができるので、あえて恒星時を知る必要がないのでは」 という疑問が寄せられました…
恒星時は、南中している天体の赤経と同じ値です。 たとえば、オリオン座のベテルギュースの赤経は5時56分なので、ベテルギュースが南中した瞬間の恒星時は5時56分です。(通常、赤経は時分秒の時角という角度の単位で示されます。360度=24時、1度=4分) ベ…